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【2025/05/25 23:29 】 |
やっと
4月末あたりから、どうも“読書運”が下がっている気がする。
あらすじを読んで面白そうだと思って本を読んでも全然面白くない。
いつもは面白い話しを書いてくれる作家さんの新刊も、楽しみにしていたのに予想外につまらない。
しかし、本日出会ってしまいました。
久しぶりに「これはヒット!保存本」が出来ました。
すぐに手放しちゃうのが多いのでずっと持っていようと思う本は貴重です。
でもですね。
何気なくネットの書評とか見てみたら…
評価が悪い。(笑)
えええー。私はとても面白いと思ったのになぁ。
ま、人には好みがありますからね。
人様の感想を読んで興味が出て、いざ自分で読んでみたら後悔する本も多いですしね。
参考になるのとならないのもあるし。
結局は手にとって読んでみるしかない。
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【2011/06/14 18:23 】 | 未選択
「そろそろくる」


「そろそろくる」 著者 中島たい子

女性の生理は大変です。
ほんとに。つらい。
生理中もだけどその前からつらい。
この本はPMS(月経前症候群)と格闘する30代の女性(秀子)の話しです。
私も気分が落ち込んだり体の全身が痛かったりするけど、秀子の方はもっときつい。
部屋に泥棒が入ったのかと疑うほどになったりしてます。
私もきついけど、1日じゅう寝ていたいくらいつらいのは2日くらいかな。
あとは気分が底を這ってはいるけれど、そこまでひどくはならない。
パ-トナーや身内にはそのつらさを、ほんの少しでも理解して欲しい。
たんなるモノグサだと思われたら余計にショックですし。
月経前症候群の事は女性のみならず男性にも知って欲しいです。
同じ女性でも生理が全くつらくない人もいますしね。
女のとして最高に羨ましいです。
 

【2011/05/23 16:59 】 | 未選択
どんどん橋、落ちた

どんどん橋、落ちた  綾辻行人

短編集の中で一番、度肝を抜いたのは「伊園家の崩壊」です。
国民的知名度のある某「磯野家」と同じ家族構成です。
同じというか本人達というか…。
パロディってことですかね。
アニメで見る幸せ家族の裏にはこんなことがあった…みたいに読むと…怖すぎます。(笑)
名前ももじっているから、頭の中では彼等の顔で物語が進めてしまいます。
しかし、全員が最悪な人間なんですよ。
不幸が全部集まった状態の家族です。
はじまりから、サザ○さんがヤク中ですよ…。
フ○さんは奇声を発して刃物で人を切りつけて最後には自分を刺して死んだとか…。
全員が出てくる度に「こわ!!!!」と叫んでしまいます。
そして発生する殺人事件。
なんと、被害者はサザ○さんですよぎょぎゃあああああああー

マジで怖いです。
いくら作者が「何らかの人物を連想させてもそれは誤解です。フィクションです」
って注意書きをつけても、これはないわ!は作品です。
 

【2011/04/10 22:17 】 | 未選択
セリヌンティウスの舟

セリヌンティウスの舟   著者:石持浅海

石垣島の海でダイビングを楽しんでいた6人が遭難する。
救助を待つ間に6人には固い絆が生まれる。
かけがいのない仲間になった内の一人が、ダイビング後に青酸カリを飲んで死亡。
彼女は自殺したのか?殺されたのか?という話し。

セリヌンティウスとは「走れメロス」のメロスの友人です。
彼はメロスの「必ず帰る」という言葉を信じて人質として投獄されちゃう人ですね。

物語は彼等の友情、信頼、共犯と「走れメロス」に類似したものを投影しています。
誰が犯人なのか?裏切り者なのか?と気になって、さくさく読み進められます。
もろく崩れ去っていく友情物語かと意地悪な気持ちで思っていたら、彼等の絆は想像以上に強いものでした。
 

【2011/03/08 22:49 】 | 未選択
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